エンジニアのミドルクライシス
エンジニアのミドルクライシスについて
中年の危機(ちゅうねんのきき)とは、中年期特有の心理的危機、また中高年が陥る鬱病や不安障害のことをいう。ミッドライフ・クライシス(Midlife crisis)の訳語であり、ミドルエイジ・クライシス(Middle age crisis)とも表記される。 Wikipedia 中年の機器
まさか自分がそうなるとは思わず。という中々な心境である。
感じた経緯
恥ずかしながら転職を見事に失敗しました。 習慣や方針がどうしても合わず、早めに再転職をすることを決断した。 これ以上やってもお互いに不幸になるのが見えていたためだ。
とはいえ、やはりダメージがデカかった。 しばらくの間やる気が出ず、鬱なんじゃないか。位迄気持ちは沈んだ。 このブログがやっと書ける位今は復活した。それが今の本当な心境である。 自分の中で自省していく過程で、ミッドライフ・クライシスという言葉に出会った。 まさしくこれだ。と思った。
エンジニアとしては現役で何時までもいたい。という気持ちとそろそろマネージャーとしての変換の間のちょうど狭間であった。 私はなんだかんだやっぱり現場が好きだが、体力や知識スピードの習得の速さが現役の 20 - 30 代に追いつけなくなったのも事実であろう。
体力が元々ある自分は体力が衰えると一気にやられるんだな。と
ミッドライフ・クライシスになって改めて自戒したこと
体力の衰え方が半端ないので、まずは運動。本当にこれ。体力が衰えると気持ちも一緒に沈んでいく。無理やりランニングをするだけでもだいぶ気持ちが前向きになれた。 やはり体の資本が一番です。
自分の強み・弱みをちゃんと把握すること
自分の最大の強みは、カオスな環境でのトラブルシューティングだ。大体どこの職場でも表彰されるがトラブルシューティングの旨さである。 ただ本質的には、通常トラブル等起きてほしくないのが普通であって、これの一本打法だけではダメだな。と痛感した。
リアーキテクトや技術夫妻系等のもっと奥が深い領域で勝負をしようと思った。 未だに悩んでいるのは、最近はマネージャーでのオファーが多いのだが、自分では余りマネージャーが得意ではないのではないか?という悩みがある。
SRE や QA 等のニッチな部分でのマネージャーならばパフォーマンスが発揮できるが、プロダクトグロースの部分は元が SRE 領域なので、いわゆる攻め(0 - 1) がとても苦手なのがとてもわかった。
ここは素直に別の誰かにやってもらったほうが良いはずである。
仕事以外の趣味を持つ
自分の強みであり、弱みであるのが、「これだ!」と思うと結構時間を無限にコミットしてしまう癖がある。 朝 5 時位から仕事をして、夜の 19 時位まで普通に仕事ができてしまう。
これはこれで問題なんだな。と思った。 仕事以外の時間配分がなくなってしまう。
- 趣味がないから仕事をしてしまう
- 仕事が趣味になる
- 別のキャリアや拠り所が減ってしまう
この悪循環になるな。と思った。程よく仕事をして、ほどよく趣味を持ち、違う視点や観点を養う。 この歳になって改めて感じた。
最後に
精神的に正直まだ回復はしきっていないと思う。 でもこうやってブログの一本を書ける迄回復したし、まだミッドライフ・クライシスの機器は乗り越えていないだろう。 これからはもっと別の事をチャレンジをしていきたい。