SaaS 組織の役割について
SaaS プロダクトを提供する組織の役割について
1 枚で表す SaaS プロダクトを提供する組織の役割
ビジネス
SaaS の「ビジネスとして利益を出すこと」に対して、責任をもつ役割です。
BtoB の場合は、企業、またはグループに対して セールス が SaaS プロダクトで顧客が困っている内容に対して提供する SaaS を導入することで課題を解決する事を提案する役割です。
BtoC の場合は、不特定多数のユーザーに対して マーケター が、様々な市場分析を行って、不特定多数のユーザーに課題を解決するプロダクトを知ってもらう活動をする役割です。
BtoB、BtoC 共にプロダクトを利用してもらう事を想定した相手に対して
- 認知
- 興味・関心
- 購入
迄のプロセスに責任を持ちます。
プロダクトハブ
ビジネスと製品開発部門の調整をして 「SaaS ビジネスモデルの成功」に責任をもつ役割です。
- プロダクトマーケティング (PMF)
- 競合分析
等のビジネス領域と
- ユーザー要望
- ユーザー課題
等のユーザー領域と
- 安定的にユーザーに届けるためのソフトウェアのサービス品質管理
- 安定的にユーザーに届けるためのソフトウェアのシステム品質管理
等のテクニカル領域
この 3つの領域を鑑みて調整する責任を持ちます。
テクニカル
ソフトウェアの品質管理と、ユーザー課題を解決するためのソフトウェアの提供に責任を保つ役割です。
UI のデザインを デザイナー が責任を持ち、ソフトウェアのデザインを エンジニア が責任を持ちます。
エンジニアもデザイナーも共に、ソフトウェアの品質に責任を持ち、継続的なソフトウェアのデリバリーに責任を持ちます。 継続的なデリバリーを重要視しているかというと、 SaaS が中長期的に利益を出すビジネスモデルなので、中長期的に一定の速度でデリバリーができない状態になると、SaaS のビジネスモデルとして継続するのが困難になるからです。